大迫力!日本のホエールウォッチング発祥の地でクジラを見よう
捕鯨船の補給基地として開拓・定住が始まった歴史もあり、クジラと密接な関係にある小笠原諸島!
商業捕鯨全面禁止後の1989年には、日本で初めてホエールウォッチングが行われました。
以来、国内ホエールウォッチングの本場として、毎年多くの人々を魅了しています。
ホエールウォッチングのシーズン
ザトウクジラの来遊期間が毎年12月頃から5月頃、特に2月から4月がよく見られる時期です。
マッコウクジラは通年で小笠原近海に生息していますが、よく見られるのは5月~11月で、島から10km程度沖合いでのウォッチングとなります。
洋上でのウォッチング
クジラを間近に感じたいなら、洋上ウォッチングがおすすめ。
現地ツアー会社が催行するホエールウォッチングツアーに参加してみましょう。
半日コース(約3時間)はザトウクジラ、1日コース(約7〜8時間)ならマッコウクジラにも出会えるかもしれません。
野生動物のため必ず遭遇できる保証はありませんが、比較的高い確率で見かけることができます。
なおシーズン中、運がよければ父島⇔母島間の定期船『ははじま丸』船上からクジラを見かけることもあります。
陸上でのウォッチング
「おが丸も船酔いで大変だった…」という方には陸上ウォッチングもあります。
父島ならウェザーステーション展望台、母島なら御幸之浜、鮫ケ崎展望台が適地です。
ウェザーステーション展望台では、2月〜4月のおがさわら丸入港後、小笠原ホエールウォッチング協会スタッフがクジラの陸上観察会を行います。
小笠原ホエールウォッチング協会で双眼鏡の貸出も行っています。(事前にご確認ください)
陸上からのウォッチングで面白いのが、クジラの立てる音。
クジラが水面から大きくジャンプすることを「ブリーチング」といいますが、遠く離れた海面でクジラがブリーチングすると、音だけが遅れて聞こえてきます。
美しいボニンブルーの海という周囲の風景とあいまって、なんとも幻想的な光景です。
ところで、クジラはなぜブリーチングをするのか…?
「体に付いた寄生虫を落とす」「求愛行動」「水音を利用した仲間とのコミュニケーション」など諸説ありますが、 はっきりした理由はまだ分かっていないそうです。
『ホエールウォッチング』について
その他 | 【見頃】ザトウクジラ : 2月〜4月、マッコウクジラ : 5月〜11月 |
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