亜熱帯気候の小笠原諸島
■気温・降水量
亜熱帯に属する小笠原諸島は、年間を通して暖かく、夏と冬の気温差も少ないです。
年間を通じて気温の変化が少ないので、とても過ごしやすい気候です。
降水量が多いのは、5月・11月ですが、梅雨前線は小笠原より北に現れることが多いため、本土のような梅雨はないと言われています。
父島/東京都心の気候の差
(平均気温、降水量)
気象庁HP 「過去の気象データ検索 > 父島」
「同 東京」
より
(1981年~2010年の平均値)
小笠原の四季と服装
冬(12-3月)
冬から春にかけ、前線の影響で強風が吹くことがありますが、本土に比べて暖かいです。
日中は長袖シャツ1枚でも過ごせますが、朝晩は冷え込む場合があるので、厚手の上着やトレーナー等が必要です。下も長ズボンをおすすめします。
なお、本土では毎年3月ごろスギ花粉が猛威をふるいますが、ここ小笠原はスギ花粉とは無縁の地です。
(もともと本土と大きく植生が異なるうえ、スギ花粉も飛んでこないくらい離れているため)
春(4-5月)
春は本土の三寒四温に合わせ、小笠原諸島にも冷たい風が吹く日と暖かい日が交互にやってきます。
晴れの日は半袖Tシャツで十分ですが、天候が不安定なので、重ね着ができるように上着をもっていくことをおすすめします。
夏(6-9月)
本格的な夏がやってくると、晴れた日には一時的なスコールが降るようになります。
終日半袖で十分ですが、日差しが強いので日焼け対策が必要です。朝晩は比較的涼しく過ごすことができます。
秋(10-11月)
晴天の日中は、半袖でもお過ごしいただけますが、朝晩の涼しさに備えて長袖の準備も必要です。
11月は肌寒い日もあるので、上着をご準備いただくのをおすすめします。