海底熟成で作る、小笠原ラム酒の新ブランド
「地酒」といえば普通は焼酎・日本酒のイメージですが、ここ南国・小笠原ではなんと「ラム酒」です。
ラム酒はサトウキビから作られますが、亜熱帯気候の小笠原では戦前サトウキビ栽培・製糖業が盛んでした。
さらに遡れば小笠原開拓時代の19世紀、移住してきた欧米系島民がラム酒を作り、小笠原に寄港する捕鯨船と取引していたとか。
そんな歴史をもつ小笠原のラム酒に、近年生まれた新ブランドが母島の『Mother』。
製法がとてもユニークで、発酵・蒸留を経て瓶詰めしたラムを小笠原の海底で約12か月かけて熟成し、ダイバーが海から引き揚げる…というもの。
適度な水温や穏やかな波の揺らぎで熟成させてできた海底熟成ラム酒です。
(瓶に付着物がありますが、中はちゃんと密封してあるのでご安心ください)
アルコール分40度。
小笠原の島レモンやパッションフルーツを使った、以下のようなカクテルを作るのもおすすめです。
【カクテルのレシピ例】Mother of liberty
小笠原の島レモンをたっぷり使ったコーラテイストのカクテル。その名も『マザー・オブ・リバティ』。ソルトのありなしで、まったく異なる味わいを愉しむことができます。
【カクテルのレシピ例】Sunset Mother
ブラッディメアリーのラム版。小笠原の水平線に沈む夕日をイメージしています。コクのあるラムが、島トマトの濃厚な味わいとマッチした、たいへん飲みやすいカクテルです。島トマトをかじりながらどうぞ。
【カクテルのレシピ例】Bonin white-eye
小笠原特産のパッションフルーツを使ったオリジナルカクテル。名前の『ボニン・ホワイトアイ』は、小笠原諸島、母島固有の鳥、メグロの英語名。
『【母島】海底熟成ラム『Mother』』について
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