人知を超えた自然の営みが生み出す、不思議な自然現象
尾瀬ヶ原西部、山の鼻〜牛首のあたりには大きめの池塘(ちとう = 湿原内の池)が点在しています。
中には小さな島を持つものも。これが浮島です。
浮島の生成過程は様々ですが、何かのきっかけで池塘の縁が分離したり、あるいは底が分離したのち、植物が根付いてできあがります。
風のある日などは、ゆっくりと浮島が動く姿が見られることもあります。
気が遠くなるほど長い年月を経て発達してきた尾瀬の湿原では、竜宮現象や白い虹にこの浮島と、不思議な自然現象が数多く見られます。
人知を超えた自然の営みが生み出す現象と言えるでしょう。
『浮島』について
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