花言葉は『日々あらたに』
7月中旬〜8月上旬の尾瀬の主役、ニッコウキスゲ。
湿原の緑に映える山吹色の大輪は、夏の尾瀬のハイライトといえます。
実際、1949年(昭和24年)に『夏の想い出』がヒットするまで、尾瀬の花といえばミズバショウではなくニッコウキスゲだったそうです。
一株には七個ほどの花から毎朝一輪が咲き、夕方には散ってしまう一日花。
これは昆虫などに送粉してもらうチャンスを最大化するための戦略と考えられています。
尾瀬に限らず日本アルプスなどの高山一帯で見られますが、これほどの規模で一面に咲き乱れる場所もなかなかありません。とりわけ大江湿原の群落は有名で、その密度は尾瀬随一。
しかし近年はニホンジカの食害により、以前のような大群落が見られなくなってきています。
名前 | ニッコウキスゲ(ユリ科ワスレグサ属) ※別名:禅庭花(ゼンテイカ) |
---|---|
漢字 | 日光黄菅 |
花期 | 7月中旬~8月上旬 |
花言葉 | 心安らぐ人・日々あらたに |
画像提供(1枚目): ググっとぐんま公式サイト