船酔いが心配です。さるびあ丸や橘丸、高速ジェット船は揺れますか?
「島に行ってみたいけれど、船酔いが心配…」という方もご安心ください。
船の種類や航路、時期によって揺れ方は異なりますが、事前の準備と少しの工夫で、快適にご乗船いただける方も多くいらっしゃいます。
以下、船種別の対策をまとめてみました。
■伊豆大島・利島・新島方面をご利用の場合
本土からの距離が比較的近く、海況が穏やかな日には揺れにくい航路です。
特に伊豆大島は本州から最も近いため、安定した運航が期待できます。
■大型客船をご利用の場合
【船酔い予防のポイント】
1.前日は十分な睡眠をとりましょう。
自律神経の安定が酔いの防止につながります。
2.出発前の食事は控えめに。
脂っこいもの、柑橘系、炭酸飲料は避け、軽食(おにぎり・パン等)がおすすめです。
3.酔い止めは出航30分~1時間前に服用。
ドラッグストア等で事前にご用意ください。
4.早めに横になって休むのも効果的。
出航後しばらくは東京湾で揺れが少ないため、この間に眠るの理想です。
■ジェット船をご利用の場合
ジェット船は「水中翼船」の構造で、出航後は海面を浮かぶように進む「翼走モード」に切り替わり、飛行機のような安定した乗り心地になります。
ただし、以下の点にはご注意ください。
・停泊中(出航前)は揺れやすいため、船酔いしやすい方は、出航直前の乗船がおすすめです。
・客室中央部・進行方向に近い座席の方が比較的揺れにくい傾向があります。
※ただし、座席のご指定はできかねます。
・酔い止めの服用はジェット船でも効果的です。
■共通のおすすめ対策
・酔い止め薬は、予備も含めて携帯を。
・スマートフォンや読書は控えめに。
・ガムや飴を口に含むと、唾液の分泌が促進されて効果的。
・万一酔ってしまったら、無理せず横になるか外の空気を吸うようにしましょう。