【秋の夜長を楽しむ】星空・温泉・光るキノコ!伊豆諸島の夜の魅力を紹介

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【八丈島】ナズマド

夏のにぎわいが少しずつ落ち着き、秋の気配を感じ始める伊豆諸島。 海や山、島内観光など昼間の楽しみ方はもちろんですが、島に泊まるなら「夜の時間」にも注目してみませんか?

星空を眺めたり、秋の月を見上げたり、自然の中の温泉に入ったり。 島によっては、夜だからこそ楽しめる自然体験もあります。

今回は、秋の伊豆諸島で楽しみたい夜の過ごし方をご紹介します。 星空や月、温泉など、昼間とはひと味違う島の魅力を楽しみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事で紹介する秋の夜の楽しみ方
⭐ 神津島・伊豆大島・八丈島で星空を楽しむ
🌕 秋の夜空で月を眺める
♨️ 式根島の天然温泉で過ごす
🍄 八丈島で光るキノコを探す
🚢 夜行の大型客船で島へ向かう

秋の伊豆諸島は「夜」も旅の楽しみに

伊豆諸島というと、海水浴やダイビング、ハイキングなど、昼間のアクティビティを思い浮かべる方も多いかもしれません。

でも、島に宿泊する旅行なら、日が沈んでからの時間も旅の一部。 星空や月を眺めたり、温泉でゆっくり過ごしたりと、昼間とは少し違った島時間を楽しめます。

秋の伊豆諸島へ出かけるなら、昼間の観光だけでなく「夜は何をしよう?」まで考えて旅の予定を組んでみるのもおすすめです。

① 神津島|星空保護区で夜空を眺める

伊豆諸島で星空を楽しみたい方に、まず注目してほしいのが神津島です。

神津島村は2020年12月、村全域が「星空保護区」として認定されました。 東京都の区市町村では初めての認定です。

神津島では、美しい夜空を守るため、光害を抑える条例の制定や街灯・防犯灯の改修などにも取り組んできました。 島全体で星空を守るための取り組みが続けられています。

神津島で見られる星空
⭐ 神津島は島全体が星空保護区
神津島村全域は2020年12月に星空保護区として認定されました。 星を見るだけでなく、美しい夜空を守るための取り組みが続けられている島です。

神津島で星空を見るならどこ?

神津島には、星空観賞スポットとして紹介されている場所が島内各所にあります。 ここでは代表的な2カ所をご紹介します。

⭐ 三浦湾展望台

島の南東部にある三浦湾展望台は、空が広く望める展望台です。 昼間は三宅島や御蔵島などを望める景勝地で、神津島の公式観光情報でも、夜には星空観察や撮影を楽しむ人が訪れる場所として紹介されています。 神津島港からは車で約10分です。

⭐ 赤崎遊歩道

島の北部にある赤崎遊歩道は、赤崎海岸に整備された全長約500mの木造遊歩道です。 神津島の公式観光情報では、星空観察スポットのひとつとしても紹介されています。

夜間は周囲が暗くなるため、星空観賞へ出かける際はライトを用意し、足元に十分注意しましょう。

⭐ 星空は自然条件によって見え方が変わります
星空は天候や雲の量、月明かりなどによって見え方が異なります。 旅行前には天気予報だけでなく、月の満ち欠けも確認しておくとよいでしょう。

神津島の星空やスターウォッチングについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。

⭐ 神津島のスターウォッチングについて詳しく見る ›

② 伊豆大島|スターウォッチングで島の夜を楽しむ

伊豆大島では、夜空を眺めるスターウォッチングツアーを楽しむことができます。

昼間に三原山や島内観光を楽しんだあと、夜は星空を眺めに出かけるのも大島での過ごし方のひとつ。 ガイドと一緒に夜空を観察するスターウォッチングなら、昼間とはひと味違った島の自然に触れることができます。

伊豆大島で楽しむスターウォッチング

初めて伊豆大島を訪れる方にも、ガイドと一緒に楽しむスターウォッチングはおすすめの夜の過ごし方。 島での一日の締めくくりに、ゆっくり夜空を眺める時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。

星空は天候や雲の量、月明かりなどによって見え方が変わります。 ツアーの開催状況や参加条件などは、旅行前に最新情報をご確認ください。

🔭 伊豆大島のスターウォッチングについて詳しく見る ›

③ 八丈島|海や山と一緒に星空を楽しむ

八丈島でも、島ならではの景色と一緒に星空を楽しめます。

八丈島観光協会では、島内のさまざまな場所を星空観察スポットとして紹介しています。 海岸や公園、展望スポットなど、周囲が開けた場所から夜空を楽しめるのも八丈島の魅力です。

八丈島・大潟浦園地で見られた星空

星空観察スポットとして紹介されている場所には、大潟浦園地や南原スポーツ公園、南原千畳岩海岸などがあります。 海や島の景色と一緒に星空を眺められるのも、八丈島ならではです。

夜間は外灯が少ない場所もあるため、ライトを用意し、足元や車の通行などに十分注意して楽しみましょう。

④ 2026年9月は「中秋の名月」にも注目

秋の夜といえば、お月見も楽しみのひとつです。

国立天文台によると、2026年の中秋の名月は9月25日。 2026年は中秋の名月と満月の日が一致せず、満月は9月27日です。

🌕 2026年9月の月
・9月11日:新月
・9月25日:中秋の名月
・9月27日:満月

「中秋の名月=必ず満月」というわけではなく、日付がずれることがあります。 2026年は2日ずれており、満月となるのは9月27日1時49分です。

星空をじっくり観察したい場合は、月明かりの影響が少ない時期の方が暗い星を見つけやすくなります。 一方、月そのものを楽しみたいなら、中秋の名月や満月前後の夜に空を見上げてみるのもよいでしょう。

⑤ 式根島|夜の天然温泉でゆっくり過ごす

秋の島旅で温泉を楽しみたいなら、式根島も注目です。

式根島には地鉈温泉・足付温泉・松が下雅湯という3つの露天温泉があり、式根島観光協会では、いずれも無料・24時間利用可能と案内しています。 露天温泉を利用する際は水着の着用が必要です。

式根島の天然温泉

地鉈温泉

式根島を代表する温泉のひとつが地鉈温泉(じなたおんせん)です。 鉈で岩山を割ったような地形からその名が付いたとされる、海岸にある天然温泉です。

源泉は高温で、海水と混ざることで入浴できる温度になります。 そのため、潮の満ち引きなどによって湯加減が変わるのも地鉈温泉の特徴です。

松が下雅湯

夜に温泉を楽しむなら、松が下雅湯(まつがしたみやびゆ)も選択肢のひとつです。 式根島観光協会では、潮の満ち引きに関係なく快適な湯温で利用できる露天温泉として紹介されています。

夜にはほんのりと明かりが灯りますが、観光協会でも足元への注意を呼びかけています。 夜間に利用する際は、周囲の状況をよく確認して安全に楽しみましょう。

♨️ 式根島の露天温泉を利用するときは
・露天温泉は水着を着用
・夜間は足元に十分注意する
・地鉈温泉・足付温泉は潮の影響を受ける
・清掃やメンテナンスなどで利用できない場合がある
・飲酒後の入浴はしない

昼間に島内を観光して、夜は温泉でゆっくり。 そんな過ごし方ができるのも、式根島に宿泊する旅の魅力です。

⑥ 八丈島|夜の森で「光るキノコ」に出会う

八丈島の夜に楽しめるのは、星空だけではありません。 八丈島は発光するキノコが見られる場所として知られており、2026年9月は夜の森を歩きながら光るキノコを探すイベントも開催されています。

八丈島で見られる光るキノコ
🍄 光るキノコナイトウォーク2026(2026年9月30日まで)

開催期間:2026年7月25日(土)~9月30日(水)
開催時間:19:30~21:00
会場:光るキノコの森
定員:20名(先着順)
対象年齢:5歳以上
参加料金:大人(中学生以上)4,000円/子ども(5歳~小学生)3,000円

荒天時や安全確保が難しい場合は中止となります。 開催日や空き状況など詳細は、公式サイトで最新情報をご確認ください。

⑦ 夜行の大型客船なら「島へ向かう夜」も旅の一部

伊豆諸島の夜を楽しむ方法は、島に到着してからだけではありません。

東京・竹芝から伊豆諸島へ向かう大型客船には、夜に東京を出発し、船内で一晩を過ごして翌朝以降に島へ到着する便があります。

東京・竹芝から伊豆諸島へ向かう大型客船

東京を離れ、船内で一晩を過ごして島へ。 「島へ向かう夜」そのものを旅の時間として楽しめるのも、船で行く伊豆諸島旅行ならではです。

大型客船には複数の船室等級があり、過ごし方や設備も異なります。 船室選びについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

🚢 伊豆諸島の大型客船はどの等級を選ぶ?船室の違いと選び方を見る ›

運航時刻や運航日は乗船日によって異なります。 旅行前には最新の時刻表・運航状況をご確認ください。

秋の伊豆諸島で夜を楽しむときの注意点

夜間は暗い場所もある

星空観賞スポットや自然の中では、街灯が少ない場所もあります。 ライトを用意し、崖や岩場、海岸など危険な場所には不用意に近づかないようにしましょう。

夜間の移動方法を事前に確認する

島では、夜間に利用できる公共交通機関が限られる場合があります。 宿泊施設から星空観賞スポットや温泉などへ出かける場合は、徒歩で移動できるのか、送迎やタクシーなどが利用できるのかを事前に確認しておきましょう。

また、島ごとに利用できる交通手段は異なります。 レンタカーを使わない旅行を検討している方は、こちらの記事も参考にしてください。

🚶 伊豆諸島は車なしでも楽しめる?島別の移動手段を見る ›

星空や月は天候によって見えないことも

星空や月は自然現象のため、旅行日に必ず見られるとは限りません。 雲や雨、月明かりなどによって見え方も変わります。

星空だけを目的にするのではなく、昼間の観光や温泉、グルメなども組み合わせて旅行を計画しておくと、天候が変わった場合にも予定を調整しやすくなります。

昼だけじゃない、秋の伊豆諸島を楽しもう

神津島の星空保護区、伊豆大島のスターウォッチング、八丈島の星空、秋の月、式根島の天然温泉、そして八丈島の光るキノコ。 伊豆諸島には、日が沈んでからも楽しめる島ならではの過ごし方があります。

さらに夜行の大型客船を利用すれば、島に到着する前の夜から旅はスタート。 昼間の観光だけではなく、夜の時間まで含めて予定を考えてみると、島での過ごし方がさらに広がります。

この秋は、いつもとは少し違った「夜を楽しむ伊豆諸島旅行」を計画してみてはいかがでしょうか。

🏝️ 伊豆諸島ツアーをチェック

(掲載情報は2026年9月時点のものです。イベントの開催日・料金・内容、スターウォッチング等の各種体験、温泉の利用状況、船の運航時刻などは変更となる場合があります。ご旅行前に各公式サイトおよび最新のツアー情報をご確認ください)