地鉈温泉(じなたおんせん)

離島ならではの野湯。別名「内科の湯」

鋭いV字状の谷間を穿つ、急な階段を下った磯に湧く海中温泉。
泉質は硫化鉄泉で茶褐色の湯。神経痛や冷え症に効果があり、別名「内科の湯」と呼ばれます。「外科の湯」こと足付温泉とは直線距離でたった300mほどですが、泉質は異なります。混浴ですので水着をご用意ください。

地鉈温泉(じなたおんせん)について

  • ベストな湯加減は満潮前後

    源泉は80度と高温のため、海水が混ざってちょうどよい温度になる満潮前後がおすすめ。入り口の「湯加減の穴」の湯気で温度をチェックしてみましょう。夜は満点の星空の下でくつろげますが、外灯が少ないので足元にご注意ください。

  • 日本を代表する温泉

    温泉評論家・野口冬人氏が選定した「露天風呂番付」では東の張出横綱に番付され、世界最大手の旅行ガイドブック・ロンリープラネットの「日本の温泉ベスト10」にも”Best Island Onsen”として選出。※1 TVなどで取り上げられることも多く、日本を代表する温泉のひとつといえるでしょう。 ※1 参考 Top 10 hot springs in Japan

  • 地鉈温泉への通路にまつわる逸話 ※2

    急峻な崖下にある地鉈温泉。明治以前はここまで下る道もなく、温泉に入るには船で来ていたといいます。明治42年(1909)、泊浦の築港工事で来島していた静岡県江尻の石工3名が島内有志と協力し、仕事の合間に温泉に下る道を作って整備しました。当時の島民は大いに感謝し、切り通しの岩壁(西側の壁)に彰功誌を刻んでいます。 ※2 参考文献 樋口 秀司 (編)『伊豆諸島を知る事典』(2010)東京堂出版.

地鉈温泉(じなたおんせん)の詳細情報

アクセス

野伏港より徒歩30分

営業時間

24時間入浴可(満潮前後がおすすめ)

定休日

年中無休

入館料

無料

トイレ

駐車場に有り

ご注意

※水着着用必須

その他おすすめの観光地

  • 高森灯台

    式根島北西部、野伏港と小浜港の中間にある標高50mの高森山からは約4km離れた新島が眺められます。新島・式根間の海峡は黒潮の流れが急で、昔から新月の夜などに海難事故が多発していました。

    昭和5年(1930)、度重なる漁船の事故に心を痛めた式根島民「宮川タン」さんは、独力で高森山に灯台を築くことを決意します。この時タンさんは70歳。山を開いて石段を作り、孫たちやはじめ懐疑的だった周囲の人々の助けも得て、5年後の昭和10年(1935)75歳の時に高森灯台を完成させました。当時の式根島ではまだ電気が使えなかったため、灯台の明かりは石油ランプが使われ、コーガ石製のランプ台に置かれました。山頂には灯台のほか、海上安全、大漁祈願とともに安全祈願の観音様を祀っています。

    灯台完成後、タンさんは88歳になるまで毎日灯台に火を灯し続けました。片手に杖、片手に石油を入れたビンを持ち、毎日急な石段を登るタンさんの姿は多くの人に感銘を与えたと言われています。

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  • 式根島温泉 憩の家

    2025年4月26日(土)リニューアルOPENしました!
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    少し前まではGoogleマップで式根島の南岸を見ると、道のない断崖絶壁の下に温泉マークが出ていました。(現在は消えています)温泉自慢の式根島民でさえ行ったことがない人が大半、という秘湯中の秘湯「御釜湾海中温泉(みかわわんかいちゅうおんせん)」です。同じ野湯といっても地鉈温泉や足付温泉のように人の手で整備されているわけではない、正真正銘の野湯です。

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