メニュー

  1. 富士山登山ツアー2024|バスで初心者も安心!トラベルロード
  2. FAQ
  3. 富士登山中について
  4. 高山病が心配です。対策や予防法はありますか?

FAQ

富士山

高山病が心配です。対策や予防法はありますか?

高山病(高所障害)とは、低酸素状態に置かれた際に発生する症候群であり、「低酸素症」とも呼ばれます。
高山では地上と比べて空気が極めて薄く、大体2,400m以上の高地に登り、酸欠状態に陥った場合に生じる一連の症状を指します。高山病は一般的な「病気」とは異なり、低酸素状態に対する身体の適応反応であり、誰にでも起こりうるものです。発症の程度には個人差が大きく、年齢や山の経験に関係なく発症する可能性があります。
そのため、高山病がどの程度の高さで起こるのか、またどの程度の体力があれば発症しにくいのかについては、個人差や体調の違いが非常に大きいため、具体的な基準をお伝えすることは困難です。
しかし、突然発病して倒れるといった病気とは異なり、発症前に必ず兆候が現れます。この体からの警告を察知することが重要です。
皆様が安全かつ快適な登山を楽しめるよう、ご自身の体調管理に十分注意してください。

 

【高山病の予防法】

高山病を完全に回避することは不可能ですが、正しい知識を身につけて予防策を講じましょう。
前述のとおり、高山病の初期症状は、登るにつれて酸素が急激に減少する環境に体が対応できないために発生するものです。
このため、100%の予防策は存在しません。しかし、発症リスクを減らす方法はあります。以下のポイントを守りながら、富士山登頂を目指しましょう。

 

対策①: 前日は十分な睡眠を!

高山病対策は登山開始前から始まります。前日はしっかり睡眠をとって、万全の体調でのぞみましょう。

 

対策②: 急いで登らない

高山病のリスクを減らすためには、体が適応できるゆっくりとしたペースで登ることが重要です。歩幅を小さくし、足をあまり持ち上げずに、ゆっくりと余裕を持って登りましょう。

 

対策③:五合目でしっかり高度順応

バスが五合目に着いたらさっそく登山開始…といきたいところですが、まずはこの標高に体を慣らしましょう。これを高度順応といいます。
最低でも1時間程度、五合目で休憩してから出発しましょう。

 

対策④: 登山中は水分をこまめに取る

水分が不足すると血中の酸素運搬がスムーズに行かなくなり、標高の高さと相まって高山病に至ります。そこで、登山中はこまめな水分補給を心がけましょう。一度に大量に水を飲むと汗をかいて体を冷やしたり、トイレが近くなったりしますので、あくまでちょっとずつ飲むようにしましょう。

以上、高山病予防のポイントでした。登頂成功にお役立てください。

富士山登山・富士登山ツアー関連記事

ツアーインフォメーション

コンテンツ

トラベルロード公式SNS

  • twitter富士登山
  • twitter伊豆諸島
  • LINE伊豆諸島
  • instagram
  • フェイスブック
  • TRIpin!

国内ツアー