標高が100m上がるごとに気温は約0.6度下がります。平地が30℃の時、富士山頂では約7℃と、都会の真冬並みの寒さです。
加えて、富士山頂は風も強いです。風速1mごとに体感温度も1℃下がると言われています。
富士山の8月の平均風速は8.4m。平均でも体感温度は0度を下回るということになります。
ご来光をめざして富士山を登り、めでたく登頂すると、山頂で日の出まで待機することになります。
つまり、一日で一番寒い時間に日本一の高所にいることになります。
さらに待機中は身体も動かさないため、急速に体が冷えてきます。
お腹を冷やして感動の瞬間をトイレで迎える…といったことにならないよう、レインウェアも含め、持参した防寒具をフル活用して臨みましょう。