不入が沢(はいらないがさわ)
伊豆諸島・水配り神話の舞台
上の写真は天上山山頂部の一角、白鳥下山口ほど近く。海側は素晴らしい絶景ですが、反対側のこの窪地が不入が沢(はいらないがさわ)です。一見なんでもない場所のようでいて、実は伊豆諸島を知る上で重要なスポットです。
不入が沢(はいらないがさわ)について
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神々の集合場所
神代の頃、神津島に伊豆諸島の神々が集まり、水配りの相談をした…という神話があります。集合場所はここ天上山・不入が沢でした。当時、この地には満々と水を湛えた池があったためです。ところが集合時間になっても一同が集まらないため、先着順で水を配分することになりました。
最初にやってきたのは御蔵島の神様。次いで新島・八丈島。三番目に三宅島、四番目に大島の神様が続きます。水がほとんどなくなった最後に来たのが利島の神様でした。怒った利島の神様は池に飛び込み、その水が飛び散ったことで、神津ではあちこちから湧き水が出るようになったと言われています。こうした伝説もあり、現在も不入が沢は神聖な場所とされています。 -
水配り神話
天上山を下った前浜海岸にはこの神話をモチーフにしたモニュメントがあります。(写真)神話にちなんでゴロ寝している利島の神様の姿がユーモラスです。
咲き誇る花々に裏砂漠、四周の絶景。見どころの多い天上山ではやや地味なスポットですが、実はこんなエピソードがあります。天上山登山の際はぜひ足を止めてみてください。
参考文献 樋口 秀司 (編)『伊豆諸島を知る事典』(2010)東京堂出版.
不入が沢(はいらないがさわ)の詳細情報
トイレ
黒島登山口/白島登山口6合目
その他おすすめの観光地
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物忌奈命神社(ものいみなのみことじんじゃ)
神津島の開祖・物忌奈命を祀る社
物忌奈命は、三島地区・伊豆諸島を治めていた三島大社の「事代主神(ことしろぬし)」の長男です。境内には、神仏習合の名残で、薬師如来を安置する薬王殿があります。物忌奈命神社は島民からも篤い信仰を集めている神社の一つで、最近ではパワースポットとしても注目を集めています。毎年8月2日に行われる「カツオ釣り神事」は国の重要無形民俗文化財に指定されています。
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天上山
「花の百名山」「新東京百景」にも選ばれた神津島のシンボル・天上山
神津島の中央にそびえる天上山は標高572m。伊豆諸島の神々が集まり水配り会議を行ったという神話の舞台とされています。
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ありま展望台/ジュリアの十字架
前浜海岸と天上山が一望できる展望台
高さ約10mほどの真っ白な十字架は、おたあジュリアを偲んで建てられました。
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