
富士宮ルート
登山ルートMAP
富士宮ルートの特徴
4ルートの中で一番短いルート!
スタート地点は、富士宮口五合目(標高 約2,400m)になり、山頂までの標高差は約1,300mになります。
富士山の南側である静岡県側から山頂を目指すルートです。
4つの登山ルートのうち、最も標高の高い位置から出発するため山頂までの距離が短いです。
そのため、吉田ルートの次に人気なルートになっています。
登山道と下山道が一緒のため、迷う心配はありませんがその分渋滞しやすいルートになっています。
全体的に傾斜が急になっており、岩場が多くなっています。
他のルートに比べ、一気に高度が上がるため身体が順応できずに高山病になるリスクも高まるので、注意が必要です。
開けた景色が多く、空気が澄んでいれば駿河湾を一望できます。
基本情報

標高差 | 約1,300m |
---|---|
下り時間 | 約3時間 |
往復距離 | 約8.5㎞ |
登り時間 | 約5時間 |
【富士宮ルート】
静岡県富士登山事前登録システム
2025年開山期から登山規制を行います
静岡県側3ルート(富士宮ルート、御殿場ルート、須走ルート)では、以下の登山規制を行います。登山の前に、入山手続きが必要となります。事前に登録をお願いします。
※「入山」とは、県が定める基準点より山頂側に立ち入ることを言います。
①富士山の保全、安全登山に係るルール・マナーの事前学習(eラーニング)の修了
②夜間規制時間帯の入山は、山小屋の宿泊が必要
午後2時から翌午前3時まで
※夜間規制時間帯も山小屋の宿泊があれば、入山できます。
③入山料の納付
1人・1回につき 4,000円をご負担ください。
上記3つの条件を満たすことで入山ができます。
なお、静岡県側では1日あたりの登山者数の上限は設定しておりません。
静岡県富士登山事前登録システムについて
~入山証の取得でスムーズ&安全な登山を~
2025年より、静岡県では「富士登山事前登録システム」の活用が推奨されています。
このシステムを通じて入山証(QRコード)を取得することで、スムーズな入山と、安全・快適な富士登山につながります。
2025年5月9日より事前登録が可能です。
システムを利用しない場合は、登山口(五合目)で入山料の支払いと現地学習(ルール・マナー)が必要です。
午後2時以降に登山される方は、山小屋の宿泊予約が必須となります(山小屋宿泊の有無が現地で確認されます)。
本システムでは山小屋の宿泊予約は行えません。トラベルロード富士登山ツアー・山小屋予約をご利用ください。
事前登録の流れ
①Webサイトにアクセス
②静岡県公式アプリ「静岡県FUJI NAVI」をインストール
App Store / Google Play より無料ダウンロード
③登山情報を入力
登山日、氏名、山小屋宿泊の有無など
④入山料の支払い
・4,000円/人(クレジットカード・電子マネー等)
・入山取りやめの際の返金手続きはご自身でお願いいたします。
⑤事前学習(eラーニング)の受講とテスト
・動画またはテキストによる事前学習(eラーニング)
・富士山テストに全問正解すると入山証の発行が可能になります。
⑥入山証(QRコード)の取得
・使用者情報入力後、スマートフォン画面に表示されます。
⑦当日、現地でQRコードを提示
・アプリを起動して現地係員に入山証を提示
⑧アプリは登山中も起動したままに
・気象情報やルート案内をリアルタイムで受け取れます。
【事前登録はこちらをクリック】
静岡県富士登山事前登録システムに関するよくある質問は
こちらをご確認下さい。
詳細は富士登山オフィシャルサイトにてご確認下さい。
- 登山道
富士宮口五合目~六合目
案内板の前から登山道は始まります。
登ってすぐに公衆トイレがあります。
六合目までは緩やかな登り坂に入ります。
自身のペースで進みましょう。
六合目~山頂
六合目を過ぎると本格的な登山が始まります。
急な岩場の登り坂が続き、高度が急に上がるので高山病に注意が必要です。
山頂付近になると道が狭くなり、下山者とのすれ違いが起こるため渋滞が起きやすくなります。
鳥居を通り過ぎたら山頂に到着です。
付帯情報
- 救護所
- 八合目の池田館横(富士山衛生センター)
- 登山情報提供施設
- 富士山総合指導センター(五合目)
- 駐車場
- あり(収容台数:350台)(マイカー規制期間外利用可能)
- 売店・休憩所
- 五合目:仮設トイレ・公衆トイレあり