最終更新日:2024年7月19日
あんこ猫とは大島の伝統衣装をまとった「あんこさん」に扮した可愛らしい猫のこと。
「あんこさん」とは島の方言で、女性への親しみを込めた敬称です。
あんこ猫の生みの親は彫刻家・エサシトモコさん。2012年に大島で開催された『アートアイランズTOKYO 国際現代美術展』に参加したエサシさんが、島のあんこさんにヒントを得て制作した粘土焼きの人形が最初のあんこ猫でした。これが島内で評判を呼び、東海汽船の観光パンフレットに登場するまでの人気に。
大島の各地で佇むあんこ猫の写真をご覧になった方も多いのでは?
あんこ猫の人形は東海汽船の待合所や船内のカウンターにちょこんと座っていることがあります。来島の際はぜひチェックしてみてください。
あんこ猫の手ぬぐいやマグネットなども島内では販売されています。
最近では着ぐるみ版のあんこ猫も登場。椿まつり期間中は本土へ戻る船のお見送りにも参加していました。