東京・竹芝

夏の避暑地として認知されつつある伊豆大島ですが、自然が溢れるこの島には、雄大な景観や美しい風景、滋味溢れる食材に独特な文化・風習などその魅力は一言では語り尽くせません。これだけの魅力溢れる伊豆大島を“夏だけ”楽しむなんてもったいない、ということで1年を通じて伊豆大島を楽しめるよう、シーズン別の観光スポットをご紹介します。

伊豆大島って夏の避暑地のイメージがあるけれど、旅行へ行くならやっぱり夏がおすすめ?どの季節に行くか悩んじゃうな。

年間を通して自然溢れる伊豆大島は、実はどの季節に訪れても楽しめる場所だって知ってる?海水浴やシュノーケリングだけじゃなく、キャンプや動物園、お花見や伊豆大島の文化も体験できるところもあるから、目的にあった時期に行くのがおすすめだよ。

なるほど!自分の好みの季節に行けばさらに楽しい旅になりそうだね!

そうだね!これから、伊豆大島のおすすめ観光スポットを紹介するから、ぜひ旅行に参考にしてみてね。

伊豆大島ってどんな島


伊豆大島ってよく耳にするけれど、実際はどこにあって、どの位で行けるの?

伊豆大島は東京から南へ120㎞程行った場所にあるよ。高速船に乗ると2時間弱で到着できるから、日帰り旅行でもおすすめだよ。

伊豆諸島最大の島である伊豆大島は、東京から南へ120㎞、高速船に乗り2時間弱で到着する自然豊かな離島です。海や山、椿をはじめとした花々、さらには温泉まで満喫できる近場のリゾート地として人気の場所。大島の面積は約90㎢で、島の中心には「御神火」と呼ばれる三原山があります。2007年に日本の地質百選に選定され2010年に日本ジオパークに認定されており、火山活動によって作られた島は独特の風景を織り成すことでも有名!伊豆大島の気候は、「海洋性気候」のため、気温の寒暖差が小さいことで、都心よりも夏は涼しく、冬は比較的暖かく過ごせる島なんです。島内では、海水浴やダイビングなどのマリンスポーツ、三原山や裏砂漠などの人気観光地、サイクリングやキャンプ、その他にも、自然に関した体験教室まで、楽しめるスポットがたくさんありますよ。伊豆大島でしか体感できないスポットを存分に満喫してみて下さいね。
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伊豆大島の年間スケジュール


伊豆大島ってどんな服装をしていけばいいの?

気温の寒暖差が小さいとはいえ、着ていく服装は気になるよね。年間の気温と共におすすめの服装を紹介していくよ。

伊豆大島の年間の気候とおすすめの服装をご紹介します。12月~3月は本州と同じく年間で最も寒い時期。平均気温が約7℃~9℃なので、ダウンジャケットやコートを着て防寒対策をしっかりとして下さいね。
4月~5月の平均気温は約14℃~18℃。昼間は暖かくなりますが、朝晩は冷える場合もあるので、セーターやジャケットなど、重ね着できる服装でお出かけ下さい。6月の平均気温は21℃。梅雨の時期で降水量も高くなります。暑い日には半袖のシャツが必要ですが、日によっては長袖のシャツも準備しておくと便利です。
7月~8月の平均気温は約26℃なので、半袖で十分です。9月の平均気温は約23℃で、まだまだ暑い日が続きますが長袖のシャツや羽織るものも準備しておくと安心です。
10月の平均気温は約18℃なので長袖のシャツや薄手のカーディガンやニットがあると良いです。11月の平均気温は約14℃。風が冷たくなってきますので、ジャケットやセーター、時にはコートが必要になる日もあります。さて、ここからは伊豆大島の年間行事はどんなものがあるのかをご紹介します。

出帆港船客待合所イベント名会場
2023年11月4日(土)全日本マスターズ選手権 ロードレースサンセットパームライン
2023年11月5日(日)三原山ヒルクライム大会 ロードレース 御神火スカイライン
2023年11月19日(日)都民の大島磯釣り大会大島全域
2023年12月2日(土)伊豆大島マラソン大島全域
2023年12月17日(日)ジオパーク・オリエンテーリング大会大島全域
2023年12月17日(日)御神火スカイラインウォーク大島町メモリアル公園駐車場
2024年1月28日(日)椿まつりオープニングセレモニー・江戸神輿とあんこパレード大島町役場周辺/元町地区
2024年1月28日(日)〜2024年3月24日(日)椿プラザ大島公園特設会場
2024年1月28日(日)~ 3月31日(日)椿まつりフォトコンクール大島全域
2024年1月28日(日)~3月24日(日)→期間中の土・日・祝椿の花びら染め体験教室・販売出帆港船客待合所
2024年2月2日(金)〜3月16日(日)までの金・土(予定)夜まつり元町港船客待合所14日間
2024年2月4日(日)町長杯争奪 椿まつり記念大島磯投大会大島全域 9日間
2024年2月11日(日)カメリアマラソン大会大島町役場前スタート・ゴール
2024年2月24日(土)ミス椿の女王コンテスト大島公園椿プラザ
2024年3月18日(月)〜3月24日(日)椿花ガーデンライトアップ椿花ガーデン 7日間
2024年6月10日(土)伊豆大島トライアスロン大会元町港・サンセットパームライン
2024年7月中旬安全祈願神事弘法浜または日の出浜
2024年7月13日(木)海岸清掃弘法浜及び日の出浜
2024年8月中旬伊豆大島夏まつり花火大会元町仲通り及び元町港付近
2024年9月下旬ゴールドハイキング三原山周辺
2024年10月上旬為朝の神事(赤門為朝神社)鎮西八郎源為朝の館跡(赤門)
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年間を通して、色々な行事が開催されているのが分かります。伊豆大島では、海水浴以外にも、三原山のトレッキングや、海外にいるかのような雰囲気を味わえる裏砂漠、噴火によって湧き出した温泉や、椿が咲き誇る公園など、魅力なスポットが目白押しです。1日では見切れないので宿泊を利用し、大島の自然を余すことなく満喫して下さいね。

春(3〜5月)の伊豆大島のおすすめスポット

伊豆大島で春に楽しめる観光スポットってどんなのがある?

3月なら椿園で開催される椿祭り、5月に近づくとオオシマツツジが咲き乱れる三原山もおすすめだよ。

三原山をトレッキング


島の中央にそびえたつ「三原山」は、伊豆大島で言わずと知れた観光スポット。山頂口から山頂遊歩道までの道のり2.2㎞で、およそ45分で山頂に到着します。道が舗装されているので初心者でも気軽にトレッキングに参加することができます。山頂にはカルデラがあり、迫力の噴火口を見ながら2.5kmの周囲を一周することができます。自生するオオシマツツジが咲く4月下旬~5月下旬が最もおすすめの時期!淡いピンクの花々が山を彩ります。東側へ足を伸ばすと「裏砂漠」と呼ばれる一帯に辿り着きます。ここは日本で唯一「砂漠」と呼ばれている場所なんです。噴火によってできた”スコリア”と呼ばれる黒い火山岩で一面が覆われています。日本でありながら、遠い異国を思い出すような風景をぜひ間近で感じてみませんか?
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【三原山】
住所:東京都大島町元町鏡端
電話:04992-2-2177(大島観光協会)
営業時間:記載なし
料金:記載なし
<東京都立大島公園 椿園・椿資料館>

東京都立大島公園の椿園では、1,000種類、3200本の椿と、自生のヤブツバキ5,000本を有する日本で最大の椿園です。凛とした一重やふんわりとした八重の椿など、色とりどりの品種を見ることができます。美しい姿をカメラに収めたいですね。公園内に建つ「椿資料館」では、江戸時代の絵巻「百椿図」のレプリカや、椿の化石、椿のドライフラワーなどが展示されていますよ。2024年は、1月28日(日)~3月24日(日)に予定されている椿祭りが開催されており、その時期に合わせて行くのがおすすめです。
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【東京都立大島公園 椿園・椿資料館】
住所:東京都大島町泉津字福重3号
電話:04992-2-9111
営業時間:8:30~16:30
料金:無料
<東京都立大島公園 動物園>

伊豆大島の動物園といえば、東京都立大島公園内にあり、溶岩の地形をそのまま生かした景観の動物園です。約60種400点の動物を飼育しています。大きなフライングケージは、日本で1、2位を誇る規模なんだとか。ここではフラミンゴやクジャク、変わったものだと日本の天然記念物のカラスバト、赤い色がポイントのショウジョウトキ、さらにカビバラやワラビー、カメまで見ることができます。ふれあい開催日にはモルモットとウサギを抱っこすることができ、なかよし牧場ではブタやヤギ、ロバにエサをあげることができますよ。春は動物の動きも活発にくるので見応えも十分。動物達との触れ合いに、お子様が大喜びしてくれそうなスポットです。
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【東京都立大島公園 動物園】
住所:東京都大島町泉津福重2
電話:04992-2-9111
営業時間:8:30~17:00
料金:無料

夏(6〜8月)の伊豆大島のおすすめスポット

夏と言えばおすすめのスポットを教えて!

伊豆大島では6つの遊泳場があるんだけれど、厳選して紹介するよ。さらに景色の良い温泉やキャンプ場も紹介するね。

<弘法浜遊泳場>

提供元:東京諸島観光連携推進協議会
伊豆大島の元町港から徒歩10分にある弘法浜遊泳場は、島で一番賑わいがあるメインビーチです。ここでのおすすめはシュノーケリング!魚や色とりどりのイソギンチャクやサンゴを見ることができるんです。心地よさげに暮らす水中の生き物達をぜひ観察して下さいね。夏季になると海の家が営業するので、シャワーや更衣室、休憩所などの設備が多数あるのでとっても便利。7月下旬には無料プールが開設されますよ。
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提供元:大島町役場
【弘法浜遊泳場】
住所:東京都大島町元町2丁目1
営業時間 :9:00~17:00 町指定の夏期遊泳場期間のみ
<元町 浜の湯>

提供:一般社団法人 大島観光協会
「元町 浜の湯」は元町港から徒歩4分程の距離にある長根浜公園にある日帰り温泉施設です。施設内には内湯がなく、男女混浴の露天風呂のみ。水着を着用して入浴します。海水浴の帰りなど、冷えすぎてしまった身体を温めるのにも便利です。水着を持っていない方でも、無料レンタルサービスがあるので安心ですよ。露天風呂からは青い海と伊豆半島の見ることができ、さらに夕刻の時間には太陽が海に沈む姿が拝むことができるんです!うっとりするような景色を見ながら浸かれる「元町 浜の湯」旅行の最中に一度は訪れたい場所です。
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【元町 浜の湯】
住所:東京都大島町元町トンチ畑882
電話:04992-2-2870
営業時間:13:00~19:00(年中無休・天候により休業・時間短縮があります)
料金:大人:300円  小人(小中学生):150円
<トウシキキャンプ場>

提供元:伊豆大島ナビ
伊豆大島の南部にある差木地(さしきじ)地区のトウシキにある芝生敷のキャンプ場です。テントや食料は各々持ち込みで、管理人もいないので、少しハードルが高くなってしまいますが、無料で利用できる上に、近くには美しい海のトウシキ遊泳場もあります。夜には美しい星空を観察することもできるので、親子連れにぴったりの場所です。アウトドアを通して、親子の絆が深まること間違いなしです。
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提供元:伊豆大島ナビ
【トウシキキャンプ場】
住所:東京都大島町差木地字 クダッチ
電話:04992-2-1446(大島町役場観光課 施設管理係)

秋(9〜11月)の伊豆大島のおすすめスポット

秋と言えば島内でどんなことができる?

空気が澄んでくるから、スターウォッチングはどうかな?町営の牧場や島内の文化を体験できるスポットも合わせて紹介するね。

<スターウォッチング>

伊豆大島に来たら大自然と共に忘れてはいけないのが、スターウォッチング。光の影響を受けることが少ない離島なので、星空の観察にはぴったりなんです。気軽に星空を楽しみたい方におすすめの場所は、サンセットパームライン。街頭がほとんどないので、より多くの星が観察できます。観察時に常備したいのが、スマホの星空アプリ。アプリを起動し空にかざすと、今の、星空にどんな星座があるかを教えてくれるんです!満点の星空を見て幻想的な夜を過ごして下さいね。
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【サンセットパームライン】
住所:東京都大島町岡田新開
営業時間:
<町営牧場・ぶらっとハウス>

提供元:伊豆大島ナビ
「気軽に立ち寄れる場所」というイメージから名付けられた「ぶらっとハウス」は、空港がある島の北部にあります。店内には会員農家さんから届く、安心でとれたての新鮮な野菜が並びます。伊豆大島特産品の明日葉は大人気なので午前中に訪れるのがおすすめなんだとか。さらに、牛乳やバターが販売され、大島牛乳を100%使ったアイスクリームが絶品と大好評なんです。
伊豆大島のおすすめツアーを見る 【町営牧場・ぶらっとハウス】
住所:東京都大島町岡田新開87−1
電話:04992-2-9233
営業時間:9:00~16:00
<ふるさと体験館>

「ふるさと体験館」では、伊豆大島ならではの体験メニューができます。中でも伊豆大島の椿油しぼりは、体験昔ながらの蒸して絞る方法と、最新の方法で加熱しない搾り方を体験することができ、椿油の香りや質を比べることができるんです。体験後は椿油を少しプレゼントしていただけるとのこと。秋は乾燥しがちなので嬉しいですね!さらに、椿や明日葉で草木染体験、なども行っており、椿染めは花を煮込んだ液で染めるので、淡いピンクがとっても可愛いんです。染め上げた作品はお持ち帰りできます。子供から大人まで楽しめる体験はおすすめですよ。
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提供元:大島町役場
【ふるさと体験館】
住所:東京都大島町元町字北の山125-4
電話:04992-2-3991
営業時間:10:00~16:30 不定休

雨天時、あるいは冬(12〜2月)なら伊豆大島の周辺スポットを散策

雨だと旅行が台無し。どうしよう。

そんなことはないよ。雨や冬でも楽しめるスポットはあるから紹介するね。

<踊子の里資料館>

提供元:大島町役場
「踊子の里資料館」では、川端康成の名作である「伊豆の踊り子」のモデルとなった、大島の旅芸人一座が芸を披露した様子が人形を使い再現されています。 旧港屋旅館は、当時でも珍しい3階建ての木造建築です。かつては漁業者や観光客で連日賑わっていたそうで、お客さんを喜ばせようと、多くの踊り子さんが夜踊りを披露したそうです。今は、建物の造りや雰囲気をそのままにしてあります。雨天や冬でも大丈夫な「踊子の里資料館」で島の歴史を肌で感じてみてはいかがでしょうか。
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提供元:大島町役場
【踊子の里資料館】
住所:東京都大島町波浮港
電話:04992-2-1446
営業時間 :9:00~16:00(年中無休)
料金:無料
<ぱれ・らめーる>

提供元:伊豆大島ナビ
ぱれ・らめーるは、フランス語の「ぱれ・らめーる」(海の宮殿)といった由来からとっており、全国でも珍しい貝を専門に展示する博物館です。初代館長を勤めていた草苅正氏が、長年にわたり収集した貝を中心に展示しています。その貝は、伊豆・小笠原諸島の貝だけではなく、日本や日本では見ることができない世界各地の美しい貝や、深海でしか見ることのできない貝が4,500種、50,000点も展示されているんです。見たことのない、色とりどりの自然の造形美を満喫して下さいね。
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提供元:伊豆大島ナビ
【ぱれ・らめーる】
住所:東京都大島町差木地字クダッチ(大島町勤労福祉会館内)
電話:04992-4-0501
営業時間:9:00~17:00 毎週水曜が休館 
料金:一般大人:400円 小中学生:200円
(20人以上の団体については割引料金があります。
<伊豆大島火山博物館>

提供元:伊豆大島ナビ
「伊豆大島火山博物館」は、火山や地球エネルギーのことが学べる、世界でも数少ない火山専門の博物館です。1986年の伊豆大島の噴火の記録を中心に、火山の種類や特徴、災害の種類とメカニズム、監視体制や観測体制、さらに防災対策などを学ぶことができ、今後の噴火災害に対する防災に繋げる為に設立されたそう。館内にあるシミュレータカプセルは、約7分間、火山地底探検ができますよ。ぜひ足を運んでみて下さいね。
伊豆大島のおすすめツアーを見る 【伊豆大島火山博物館】(伊豆大島ミュージアム ジオテラスとして生まれ変わる為閉館中)
住所:東京都大島町元町鏡端
電話:
営業時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
定休日:年中無休
※館内および映像機器保守点検の為、年11日間の臨時休館日有り)
料金:一般:500円(団体400円)小中学生:250円(団体200円)
※団体は20名以上から
備考:

伊豆大島の見どころまとめ


提供元:伊豆大島ナビ

伊豆大島はいつ行っても楽しめる場所なんだね!

そうだよ。東京からも2時間弱でこれるし、まとまった休みが無くても来られる近場のリゾート地なんだ。

豊かな自然ばかりではなく、体験スポットや、資料館などの伊豆大島の観光スポットについてご紹介しました。夏以外の春や秋、雨の日や冬に訪れても伊豆大島は子供から大人まで楽しむことができる魅力的な観光地です。ぜひ、伊豆大島まで足をのばして、島の観光を満喫してみてはいかがでしょうか。
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