皆さん伊豆大島と聞くと何を思い浮かべますか?島?海?山?どれも正解です。大島は海に囲まれた離島ということもあり海の幸が有名なのはもちろん、大島は今も活動を続ける火山島ということもあるので火山灰地質に適した野菜なども有名です。降水量の多さに加え気候も冬場の強風などの影響もあり独特な食文化もあります。そんなわけで今回は伊豆大島グルメをご紹介します。食も島旅の醍醐味ぜひご参考ください。
伊豆大島に行ったらなに食べる?
それはもちろん海の幸!山の幸!
山の幸もあるの?
そうだよ~じゃあ大島グルメをご案内します!
大島グルメ①これは鉄板!海の幸
海の幸と言ったら、お魚!
大島は黒潮と呼ばれる潮の影響を受けていていろんな魚が釣れるんだよ。
そうなんだ~見たことない魚もいるのかな。
珍しい魚から伊勢海老までいろんな海の幸が食べられるよ。
最高だね!ぜひ大島グルメを味わいたいです!
変わった魚”さび”
大島は黒潮の影響を大きくうけることもあり四季折々の魚が獲れます。特にその中でも伊豆大島で食べられるちょっと変わった魚はさび(なわきり)と呼ばれるクロシビカマスです。こちらは骨を切るように捌きお刺身にして食されています。さらに表面を少し炙るとより美味しいお魚ですのでぜひ飲食店やスーパーで見かけたら食べてみてください。
トコブシ
魚だけでなくトコブシも有名です。トコブシは貝の仲間で身がしっかり肉厚。煮付けで食べるのが一般的で絶品です。旬としては冬場がおすすめで島内にも出回ります。
伊勢海老
続いてご紹介するのは伊勢海老。伊豆大島と言えば伊勢海老と呼ばれるくらい外せない海の幸の一つです。夏場の禁漁期間以外は購入可能です。溶岩地形が残る海の中は伊勢海老にとっては最適な住処。磯遊びをしている時にたまたま見つけちゃうなんて時もあるくらいです。ただし自分で獲るのは禁止ですのでご注意を。
はんばのり(島のり)
忘れてはいけないのは冬場の特産品はんばのりです。水温が下がる1月〜2月に多く獲れるわかめの仲間です。島内スーパーでも時期になると並びはんばのりを使った料理を島民は毎年楽しみにしています。食べ方は混ぜご飯にするのがおすすめです。スーパーで見かけたらぜひゲットしてみてください。
海産物は元町にある海市場で購入可能です。せっかくの島旅だし贅沢したい、一棟貸し宿でのBBQのお供にいかがでしょうか?お時間ある方はぜひお立ち寄りください。
大島グルメ②島外不出の島グルメくさや
トコブシって貝なんだね。知らない食材ばかりだ!
伊豆大島ならではだよね。ちなみに伊豆大島の名物って知ってる?
名物?大島牛乳とか椿とか?
それもそうなんだけど珍味だよ。
珍味…あクサヤだ!
そうみんな大好きおいしい珍味クサヤです!
島外不出の島グルメくさや
伊豆大島には島外不出の島グルメのくさやがあります。発酵食品でもあるこのくさやはアオムロアジやトビウオなどの青魚を特製のくさや汁に漬け込んで外で天日干し。干物のような見た目ですが大きな違いと特徴はなんと言っても匂い!最初は鼻に残るなんともいえない匂いですが段々と慣れてきたらへっちゃらです。ぜひ一度嗅いで食して体験してみてください。味も一度食べると癖になるのでついついまた食べたくなっちゃう。ファンも多い島の特産品です。
島外不出なのはなんで?と思うかもしれません。その理由はくさや汁にあるんです。各店舗のくさや汁は完全オリジナル。何十年も汁を継ぎ足しで絶やさないようにしている秘伝の汁。この汁の中にはくさや菌と言われる菌が豊富で外に持ち出すとなぜかこのくさや菌が消滅してしまうというまさに島外不出なのです。
このくさや菌はスーパー発酵食品でもあるので伊豆大島でぜひご賞味ください。食べ方は炭火で焼いて食べるのがシンプルで一番くさやを感じられます。他にはちぎってマヨネーズなどに和えるのもおすすめです。くさやとチーズはとっても相性がいいのでくさやピザもおいしいですよ。
ところでくさやはどこで手に入るの?と思ったそこのあなた!くさやは島内の飲食店で焼いてくれるお店もあります。せっかくならお店で本場の味を味わってみましょう。島の人は焼いたくさやを手でちぎって食します。熱くないのかな?と心配になりますが小さい頃から慣れ親しんでいるので島民にとっては当たり前だそうです。島内にはくさや屋が数件あり一部のスーパーでも購入できます。お土産用の瓶詰めのくさやもありますよ。
大島グルメ③旬の魚を漬け込んだべっこう寿司
クサヤは最初ににおい嗅いだとき衝撃だったな。
そうだね。でもその匂いの先に旨さがあるんだよね。
島の焼酎と一緒に頂きたいな…。
最高だね!あとはべっ甲寿司も食べたいね。
べっ甲寿司ってなに?
青唐辛子と醤油に漬けこんだ魚で作った寿司だよ!
唐辛子醤油に漬けたべっこう寿司
べっ甲色に輝くべっこう寿司の紹介です。大島の寿司といったらべっこう寿司です。白身魚を青唐辛子、醤油、お酒とみりんに漬け込みます。大島は青唐辛子の栽培が盛んに行われており、特に夏場は青唐辛子が多く収穫できます。
そんなピリ辛な青唐辛子が味の決め手。イサキのべっ甲などと呼ばれ、魚の種類はその時期旬の魚を漬け込みます。もちろん寿司だけでなく、べっこう丼としても食べれるお店は多くあります。お店ごとに青唐辛子の量、醤油の漬け込み時間などが違うので食べ比べなんかも試してみてください。
大島グルメ④強い生命力!明日葉
ぴりっと辛いべっ甲寿司これは食欲をそそる。
昔は保存食だったんだけどそれぞれの家庭にレシピがあるんだよ。
奥深いね。伊豆大島グルメほかにもある?
僕が大好きな明日葉があるよ!
明日葉か!食べたことないな~
美味しいからぜひ食べてほしいな!
健康に良い明日葉
伊豆大島含め東京諸島で多く食べられるのが明日葉。明日葉はセリ科の多年草植物、今日摘んでも明日には芽が生えるのでその名がつきました。それは伝説とかではなく実際にそれほどの生命力と繁殖力があります。島内を車で走っていても道端に生えていたりするので大島を代表する野菜の一つです。生で食すというよりは火を通したり茹でると食べやすいです。その中でも一番食べやすいのは天ぷらです。揚げるとサクサクでちょっとした苦味がやみつきになります。
三原山山頂駐車場にある歌の茶屋さんでは天丼もあるのでぜひ食べてみてください。ハマります。その他にも胡麻和えシーチキンと和えたりして食べるのもおいしいです。大島の食材と合わせてくさや x 明日葉 x マヨネーズという最強トリオで和えて食べるのもおいしいです。島内ではスーパー、島の直売所ぶらっとハウスで購入可能です。
加工品に使うこともあり、ぶらっとハウスでは明日葉を使ったジェラートも販売しています。ミルクベースのジェラートなので甘くておいしいですよ。
伊豆大島グルメを満喫しよう!
どれもこれも美味しそうだな~。
そうでしょう!やっぱり旅行にグルメは欠かせないよね!
海も山もあっておいしいグルメもあるなんて伊豆大島最高だね!
いかがでしたでしょうか?みんな大好きな海の幸からくさやなどの島民フードなど大島にはたくさんのグルメがございます。くさやは島外で作ることはできないまさに島限定のグルメ。ぜひ食べたくなった食材や料理があればぜひ現地にきてご堪能ください。たくさん食べるグルメ巡りの旅もいいですね。
東京・竹芝発!伊豆大島のおすすめツアーを見る こちらの記事もオススメ★【島に行ったらこれは食べたい!】伊豆諸島 各島のおすすめグルメ情報まとめ👆
1年中楽しめる伊豆大島のシーズン別人気おすすめ観光スポット12選👆
伊豆大島はグルメも楽しみたい★食事が美味しいオススメ宿泊施設7選👆
伊豆大島へのアクセス徹底解説!各交通手段の費用・時間をご紹介!【駐車場も】👆