八丈小島
近くて遠い秘境・八丈小島
八丈島の西の海上に鋭く切り立つ八丈小島。その姿を機上から、または登龍峠展望台や南原千畳敷から眺めて気になった方は多いかもしれません。現在は無人島ですが、なかなかドラマチックな歴史があります。
八丈小島について
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八丈小島の歴史
かつて八丈小島には「鳥打(とりうち)」「宇津木(うつぎ)」という2つの集落がありました。「鳥打」の名は伊豆諸島にゆかりのある平安時代の武将・源為朝に由来するといわれ、古くからこの地が知られていたことがしのばれます。
八丈本島〜八丈小島間は約7.5kmとほんのわずか。しかし、間には激しい海流があり、昔から行き来は困難でした。こうした事情などから、高度経済成長期に八丈小島は日本の発展に取り残されるような形になります。1966年(昭和41年)、住民たちは過疎化や子弟の教育に対する不安もあり、ついに離島を決意します。これが八丈町・東京都に認められ、1969年(昭和44年)には全国初事例となる集団離島が実現しました。 -
現在の八丈小島
全員離島から半世紀を経た現在、かつての集落は廃墟となり、島はふたたび原始の姿に環りつつあります。そんななか、近年島内で準絶滅危惧種・クロアシアホウドリの繁殖が確認され、世界最北の繁殖地となりました。
2014年(平成26年)には『八丈小島忘れじの碑』が、八丈小島を臨む南原千畳敷に建立。2019年は離島からちょうど50年を迎え、八丈町で八丈小島にまつわる企画展示や講演会が行われるなど、改めて注目を集めています。 -
八丈小島に上陸するには?
現在でも釣りやトレッキング(※登山道はありません)などで時おり上陸する例はあります。とはいえ、もちろん定期航路もないので、漁船などのチャーターが必要。また現地にも港湾設備がなく、海況のよい時に岩場から上陸する形になります。ということで、基本的に上陸のハードルは高めです。
また万が一島内で不測の事態があっても直ちに対応できないため、八丈島観光協会では『八丈小島への渡島ルール』を設けています。
『八丈小島への渡島ルール』
・八丈小島における宿泊は、禁止されています。
・天候が少しでも危ぶまれる際は、八丈小島への渡島は避けてください。
・海況の変化に応じて何時でも避難できるよう、渡船を用意してください。
八丈小島への渡島ルール、宿泊等の禁止についてご案内 | 八丈島観光協会blog
※最新の情報は八丈島観光協会へお問い合わせください
その他おすすめの観光地
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硫黄沼
天候・季節により様々な表情を見せる池
唐滝遊歩道の唐滝の手前、小道を下ったところにあります。硫黄沼は室町時代に作られたため池。水中に硫黄が溶け込み、天候や季節により水面が様々な色に変わります。沼の奥には写真にも写っている小さな滝があります。唐滝遊歩道から硫黄沼に下る小道は急なので、登り降りにはご注意ください。
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中之郷温泉 やすらぎの湯
水温44.8℃のホットな温泉
窓からは小岩戸ヶ鼻の岬が見え、晴れた日は遠く青ヶ島を望むことができる温泉。内湯の大きな木の浴槽が1つのみですが、窓が大きく取られ開放的。濁りのない清澄な食塩泉で掛け流しされています。水温が44.8℃とやや熱いので、お子様は注意が必要です!
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一休庵
明日葉を練り込んだ麺を使用!
お店の麺は、全て明日葉を練り込んだ緑色の手打麺です。手打ち明日葉うどんは、太麺でモチっとした食感で好評を頂いております。明日葉そばは当店でお土産として製造している乾麺を使用。細くてノド越しが良く、こちらも喜ばれております。ぜひ一度八丈島にお越しの際はお試しください。(東京 島じまん食材使用店)
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