須走ルート

登山ルートMAP

須走ルートの特徴

スタート地点は、須走口五合目(標高 約2,000m)、山頂までの標高差 約1,700m。

吉田ルートと合流する8合目までは比較的登山者も少なく、歩きやすい登山道となっています。静かな登山を楽しみたい方にはおすすめです。
須走ルートは、須走口五合目を出発し、静岡県側(小山町内)の富士山東側から山頂を目指すルート
標高の高い位置まで樹林帯が広がっており、登山中の日差しから守られる。
樹林帯を抜けると、どこからでもご来光や影富士が見られる。
火山砂利の下山道を一直線に下る「砂走り」がある。
登山道と下山道が別。本八合目から山頂までの区間は吉田ルートと合流。
樹林帯では見通しが効かないため、夜間や濃霧時は道に迷わないように注意。
七合目付近までは樹林帯があるので自然を楽しめるルートです。ただし、本八合目から吉田ルートと合流するので混雑します。
富士山の真東に位置し、登山者も比較的少なく山小屋も少なめなので静かな登山が楽しめます。樹林帯と高山植物の両方が楽しめるルートです。

基本情報

標高差 約1,700m
下り時間 約3時間
往復距離 約13㎞
登り時間 約6時間

【須走ルート】
静岡県富士登山事前登録システム


2025年開山期から登山規制を行います
静岡県側3ルート(富士宮ルート、御殿場ルート、須走ルート)では、以下の登山規制を行います。登山の前に、入山手続きが必要となります。事前に登録をお願いします。
※「入山」とは、県が定める基準点より山頂側に立ち入ることを言います。

①富士山の保全、安全登山に係るルール・マナーの事前学習(eラーニング)の修了
②夜間規制時間帯の入山は、山小屋の宿泊が必要
午後2時から翌午前3時まで
※夜間規制時間帯も山小屋の宿泊があれば、入山できます。
③入山料の納付
1人・1回につき 4,000円をご負担ください。

上記3つの条件を満たすことで入山ができます。
なお、静岡県側では1日あたりの登山者数の上限は設定しておりません。


静岡県富士登山事前登録システムについて
~入山証の取得でスムーズ&安全な登山を~

2025年より、静岡県では「富士登山事前登録システム」の活用が推奨されています。
このシステムを通じて入山証(QRコード)を取得することで、スムーズな入山と、安全・快適な富士登山につながります。
2025年5月9日より事前登録が可能です。
システムを利用しない場合は、登山口(五合目)で入山料の支払いと現地学習(ルール・マナー)が必要です。
午後2時以降に登山される方は、山小屋の宿泊予約が必須となります(山小屋宿泊の有無が現地で確認されます)。
本システムでは山小屋の宿泊予約は行えません。トラベルロード富士登山ツアー・山小屋予約をご利用ください。


事前登録の流れ

①Webサイトにアクセス
②静岡県公式アプリ「静岡県FUJI NAVI」をインストール
App Store / Google Play より無料ダウンロード
③登山情報を入力
登山日、氏名、山小屋宿泊の有無など
④入山料の支払い
・4,000円/人(クレジットカード・電子マネー等)
・入山取りやめの際の返金手続きはご自身でお願いいたします。
⑤事前学習(eラーニング)の受講とテスト
・動画またはテキストによる事前学習(eラーニング)
・富士山テストに全問正解すると入山証の発行が可能になります。
⑥入山証(QRコード)の取得
・使用者情報入力後、スマートフォン画面に表示されます。
⑦当日、現地でQRコードを提示
・アプリを起動して現地係員に入山証を提示
⑧アプリは登山中も起動したままに
・気象情報やルート案内をリアルタイムで受け取れます。


【事前登録はこちらをクリック】

静岡県富士登山事前登録システムに関するよくある質問は
こちらをご確認下さい。


詳細は富士登山オフィシャルサイトにてご確認下さい。

富士登山オフィシャルサイト

須走口五合目 → 
本八合目(吉田ルートとの合流まで)

売店やトイレ前を通り、登山道入口へ。登山道手前の総合案内板(あずまや内)で情報の確認を。
古御岳神社前から樹林帯の中を進みます。
七合目付近まで、比較的緩やかな樹林帯の中を登り、樹林帯を抜けるとどこからでもご来光や影富士を見ることができます。

本八合目までの施設

○須走口五合目
富士山須走口インフォメーションセンター(御殿場警察署富士山須走口臨時警備派出所併設)(登山道開通期間中開設、富士山ナビゲーター・警察官常駐)
※2023年 7月 1日(土)より一般利用可能。
公衆トイレ(登山道開通期間中開設。24時間)
売店(山小屋:菊屋、東富士山荘)※水、簡単な装備の購入、食事・休憩が可能。
総合案内板(登山口入口付近、小富士へのハイキングコース分岐点に設置。登山計画所の提出が可能。無人)

○六合目~本八合目
山小屋(六合目:長田山荘、本六合目:瀬戸館、七合目:太陽館、本七合目:見晴館、八合目:下江戸屋(江戸屋))※山小屋のトイレが24時間利用可能。

所要時間

約230分

本八合目(吉田ルート合流地点)→ 
山頂(久須志神社前)

本八合目で吉田ルートと合流し、混雑することがあります。
八合目以上は、富士山本宮浅間大社奥宮の境内地です。
最後の山小屋「御来光館」(八合五勺)を過ぎると、次は九合目の鳥居。
九合目の迎久須志神社を経て、最後の鳥居をくぐり、山頂の久須志神社前に到着。

本八合目以上の施設

・山小屋(本八合目:上江戸屋(胸突江戸屋)、八合五勺:御来光館、山頂:山口屋、東京屋、扇屋)
※山小屋のトイレが24時間利用可能。

所要時間

約80分

山頂 → 八合目「下江戸屋(江戸屋)」

須走ルートを下る場合は、下山専用の道を下ります。
八合目「下江戸屋(江戸屋)」までは吉田ルートと同じ道を通り、八合目で吉田ルートと分かれます。
(この間の標識には、須走ルートを示す赤色と吉田ルートを示す黄色の両方が表示されています。)

山頂~八合目までの施設

山頂トイレ(環境省管理、利用時間:4時~16時)
山小屋(本八合目:上江戸屋(胸突江戸屋)、八合目:下江戸屋(江戸屋))
※下山道には山小屋がありませんが、登山道と下山道が併走する区間では山小屋のトイレが利用できます。(24時間利用可)

所要時間

約40分

八合目 → 須走口五合目

吉田ルートと別れ、七合目からは「砂走り」と呼ばれる砂利の下山道を一直線に下ります。
途中、砂払い五合では山小屋が営業しています。
七合目を過ぎると砂払い五合まで下山道にはトイレがないため注意。
砂払い五合を過ぎると樹林帯。日没を過ぎると登山道は暗くなるため、夜間登山を予定していない場合でもヘッドランプが必須。
樹林帯を抜け、須走口五合目に到着。

八合目以下の施設

山小屋(本七合目:見晴館、七合目:大陽館、砂払い五合:吉野屋)
※トイレが利用可能。

【!】トイレ利用には小銭が必要
トイレは、公衆トイレ、山小屋のトイレともに、すべて平地とは違う厳しい条件下にあるトイレですので、多大な維持管理費がかかります。チップ制(協力金)
へのご協力をお願いします。チップはトイレの維持管理に充てられています。100円玉をご用意ください。料金は200円から300円程度です。

【!】トイレごとに使用上の注意事項が異なります
トイレはすべてし尿をオガクズやかき殻などを利用して微生物で分解する環境にやさしいトイレです。トイレによって処理方式が異なり、利用方法も異なりますので、各トイレの注意事項に従ってください。

所要時間

約120分

付帯情報

救護所
須走ルートには、ありません。

救護・救援が必要な緊急の場合は、迷わず「110番」または「119番」へご連絡ください。
登山情報提供施設
富士山須走口インフォメーションセンター
須走口五合目観光案内所
駐車場
あり(収容台数200台)(マイカー規制期間外利用可能)
マイカー規制期間中は、五合目駐車場は通行許可を受けた車のみの利用となります。
売店・休憩所
須走口五合目:売店2件
水、簡易装備のみ販売 休憩、宿泊可能
  • 富士山 ツアー 富士登山 ツアー
Copryright c 2000 - 2025 Travel Road Co.,ltd All Rights