御殿場ルート

登山ルートMAP

御殿場ルートの特徴

スタート地点は、御殿場口新五合目(標高 約1,450m)。山頂までの標高差 約2,250m。
御殿場ルートは、御殿場口新五合目を出発し、静岡県側(御殿場市)の富士山南東側から山頂を目指すルート
出発点の標高が低く、傾斜が緩やか。(山頂までの標高差が大きく、距離が長いため健脚向き)
火山砂利を下る大砂走りの下山がダイナミック。
他ルートに比べて山小屋が少ない。(トイレや休憩場所が少なく、緊急時に対応できる施設がない)
4ルート中、最も登山者が少ないため、静かな登山が楽しめる。
登山道の標高の高い位置から、ご来光が見られる。
目標物が少ないため、夜間や濃霧時には道に迷いやすい。
登山道と下山道が分かれていて他のルートとの合流もないので混雑しないルートです。反面、登りがハードなため上級者向けです。
上級者向けのルートなので、登山客は比較的すくない反面、砂地が続く登りがハードです。景色の変化はあまりありませんが、富士山の雄大さを感じることができます。

基本情報

標高差 約2,250m
下り時間 約3時間
往復距離 約17.5㎞
登り時間 約7時間

【御殿場ルート】
静岡県富士登山事前登録システム


【静岡県富士登山事前登録システムの概要】
◆安全な登山計画を立てて、登山時間や山小屋宿泊予約の有無などの登山情報を事前登録
◆登録時に、富士登山のルール・マナーの事前学習(eラーニング)が可能
◆システムは多言語(日・英・中(簡体・繁体)・韓・ベトナム・タイ語等7言語)で展開し、外国人登山者の利用も安心
◆富士山保全協力金(任意)の決済も可能(外部リンク)
◆システム登録者に、もれなく富士山デジタル壁紙をプレゼント


【システムを活用した入山の流れ】

静岡県富士山御殿場ルート富士登山事前登録システム
静岡県富士山御殿場ルート富士登山事前登録システム
※システム未登録の方は、各登山口五合目で、ルール・マナーの現地学習を実施していただきます。
※午後4時以降、登山を開始する方は、山小屋の宿泊予約をお願いします。現地でのシステム認証時に、山小屋の宿泊予約の有無を確認します。
※富士登山オフィシャルサイトより引用

【富士登山の事前登録はこちらから】

個人(9名様まで)の方はこちらから

静岡県富士山御殿場ルート富士登山事前登録システム

団体(10名様以上)の方はこちらから

静岡県富士山御殿場ルート富士登山事前登録システム

静岡県富士登山事前登録システムに関するよくある質問は
こちらをご確認下さい。


詳細は富士登山オフィシャルサイトにてご確認下さい。

富士登山オフィシャルサイト

御殿場口新五合目~大石茶屋

売店横の鳥居を潜って登山道へ。
大石茶屋まで10分程度。
登山道両側では、富士山特有の植生を復元中です。

新五合目付近の施設

公衆トイレ(御殿場市管理、24時間利用可能)
御殿場口新五合目臨時観光案内所(登山道開通期間に開設。富士山ナビゲーターが常駐。利用時間は確認のこと)
売店(ハーフマウンテン:登山道開通期間に営業)

所要時間

約10分

大石茶屋~七合目

大石茶屋で二ツ塚・幕岩方面へのハイキングコースと分岐します(ハイキングコースは、積雪期以外は通行可能)。
火山砂利の緩やかな登りが続く。
植生がほとんどないため、熱中症に注意が必要です。
目標物が少ないため、濃霧時、道を外さないように注意。

大石茶屋~七合目の施設

山小屋(新六合目:半蔵坊、七合目:日の出館[休業中])

【!】体力のない人は注意!
七合目まで山小屋、トイレが新六合目の1軒しかなく、新六合目まで標準でも2時間半以上かかります。疲労のため七合目まで到達できない登山者が、途中で救助を要請するケースも増えています。

【!】登りは新六合目まで山小屋とトイレはありません
新五合目付近の大石茶屋から新六合目まで山小屋がありません。途中の気象庁避難小屋は、一般の利用はできませんので注意してください。

所要時間

約230分

七合目~山頂

途中、気象庁避難小屋(一般使用不可)を過ぎると、六合目で富士宮方面から宝永火口を経て御殿場ルートへ至る登山道と合流します。
六合目から宝永火口を経て富士宮ルートへ抜けることも可能です。
八合目を過ぎると岩の多い急斜面の登りが始まります。
鳥居をくぐり、銀明水前の山頂に到着。

七合目~山頂の施設

山小屋(七合四勺:わらじ館、七合五勺:砂走館、七合九勺:赤岩八合館)
※トイレが利用可能。

所要時間

約160分

【富士宮ルート】
静岡県富士登山事前登録システム


【静岡県富士登山事前登録システムの概要】
◆安全な登山計画を立てて、登山時間や山小屋宿泊予約の有無などの登山情報を事前登録
◆登録時に、富士登山のルール・マナーの事前学習(eラーニング)が可能
◆システムは多言語(日・英・中(簡体・繁体)・韓・ベトナム・タイ語等7言語)で展開し、外国人登山者の利用も安心
◆富士山保全協力金(任意)の決済も可能(外部リンク)
◆システム登録者に、もれなく富士山デジタル壁紙をプレゼント


【システムを活用した入山の流れ】

静岡県富士山富士宮ルート富士登山事前登録システム
静岡県富士山富士宮ルート富士登山事前登録システム
※システム未登録の方は、各登山口五合目で、ルール・マナーの現地学習を実施していただきます。
※午後4時以降、登山を開始する方は、山小屋の宿泊予約をお願いします。現地でのシステム認証時に、山小屋の宿泊予約の有無を確認します。
※富士登山オフィシャルサイトより引用

【富士登山の事前登録はこちらから】

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静岡県富士登山事前登録システムに関するよくある質問は
こちらをご確認下さい。


詳細は富士登山オフィシャルサイトにてご確認下さい。

富士登山オフィシャルサイト

山頂 → 七合目

御殿場ルートの下山は、七合目まで登山道と同じ道を下ります。
※山頂の公衆トイレ、及び七合目までの山小屋のトイレが利用可能。

所要時間

約105分

七合目 → 御殿場口新五合目

七合目「日の出館(休業中)」を過ぎ、下山専用道へ。
下山道六合目(下り六合)で宝永火口への分岐点を過ぎると「大砂走り」。
この付近は濃霧が出やすく、分岐点で道迷いしやすいため注意。
下り六合から宝永火口を経て富士宮ルートへ抜けることもできます。
大石茶屋を過ぎれば、すぐに御殿場口新五合目に到着。

【!】下山道六合目分岐点に注意

下山道六合目(下り六合)で宝永火口を経て富士宮ルートへ至るルートと分岐します。濃い霧が出やすいので、道をはずれないよう注意が必要です。

〔参考〕プリンスルート
富士宮口五合目 → 宝永火口経由 → 御殿場ルート
御殿場ルートは、健脚向きのコースですが、下りは大砂走りをダイナミックに下山することができることが魅力です。七合目まで一気に登る体力のない人は、4ルート中もっとも標高の高い位置の富士宮口五合目を出発し、宝永火口遊歩道を経由して御殿場ルートへ至り、下山は大砂走りを御殿場口新五合目へ下るコースがあります。

<コース>
富士宮口新五合目→富士宮口六合目→宝永山遊歩道→御殿場口六合目→(御殿場ルート下山道)→大砂走り→御殿場口新五合目

富士宮口五合目へのアクセスは「富士宮ルート」を参照

富士宮ルートはこちら
御殿場市観光協会

【!】トイレ利用には小銭が必要
トイレは、公衆トイレ、山小屋のトイレともに、平地とは違う厳しい条件下にあるトイレですので、多大な維持管理費がかかります。チップ制(協力金)へのご協力をお願いします。チップはトイレの維持管理に充てられています。100円玉をご用意ください。料金は200円から300円程度です。

【!】トイレごとに使用上の注意事項が異なります
トイレはすべてし尿をオガクズやかき殻などを利用して微生物で分解する環境にやさしいトイレです。トイレによって処理方法が異なり、利用方法も異なりますので、各トイレの注意事項に従ってください。

所要時間

約120分

付帯情報

救護所
御殿場ルートには、ありません。

【!】救護や救援が必要な緊急の場合
110番もしくは119番に連絡を。
登山情報提供施設
御殿場口新五合目臨時観光案内所
駐車場内に仮設で設置されています。
富士登山ナビゲーター(常駐)が登山道や気象情報等、登山に必要な情報を提供しています(午前8時~17時)。
登山道の案内チラシを配布し、山小屋の予約情報も提供しています。
※富士登山ナビゲーター:外国語にも対応し、登山道情報を提供しています。
※富士山エコレンジャー:シャトルバス内や登山道では、マナー啓発や自然解説をする「ふじさんネットワーク」に所属するボランティアがいます。
駐車場
御殿場口新五合目に駐車場があります(収容台数:500台。大型バスは第3駐車場に駐車可能。無料)。
御殿場口は、マイカー規制を実施していないため、夏期登山シーズン中も登山口まで自家用車で行くことができます。
売店・休憩所
御殿場口新五合目の売店は、登山シーズン中のみ営業します。
登山に必要な装備は販売していないため、必ず事前に装備を整えてください(水は販売)。
御殿場口新五合目には、休憩所や更衣スペースはありません。
登山道上の山小屋でも水は販売しています。
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