間もなくミズバショウ(水芭蕉)の開花シーズンを迎える尾瀬。
2019年の開花時期について尾瀬保護財団にお話を伺いました。
今シーズンの尾瀬行きをご検討中の皆さま、参考にしてみてください。
【5/22追記】
ツアー催行は5/24より開始となりますが、現地からの情報によりますと今年はまだ残雪が多く足元がたいへん滑りやすい状況とのことです。5月中〜6月前半までにご参加の方はくれぐれもご注意ください。
ミズバショウの開花時期
【5/24時点】
『当初開花が遅いと予想されていましたが、ここ最近で一気に雪解けが進み、日当たりの良い下ノ大堀川※ではそろそろ見頃を迎えようとしています。』
※注: 下ノ大堀川 … 尾瀬ヶ原の一角で、ミズバショウの大群落で有名。よくガイドブックなどでも取り上げられます。【写真】過去の下ノ大堀川
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【5/17時点】
『尾瀬ヶ原の中心部など日当たりの良い場所では雪解けが進み、水芭蕉も少しずつ咲き始めています。
いまのところ、満開はやはり6月上旬ごろになるのではと思われます。』
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【5/10時点】
『今後の気温上昇により開花が進む可能性はありますが、満開は6月上旬ごろ(例年より遅め)になるかもしれません』
残雪の状況
【5/24時点】
『鳩待峠から尾瀬ヶ原に下る登山道ではまだまだ残雪が多く、凍りついている箇所もありますので、スノースパイクなどのご持参をお願いいたします。
また昨日(5/23)日中の最高気温は18.2℃でしたが、最低気温はまだ氷点下(-0.1℃)と冷え込みました。(特にご宿泊予定の方は)防寒着の準備をお願いします。
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なお、最新情報は尾瀬保護財団HPからもご確認いただけます。
2019年5月23日ー山の鼻ビジターセンターより(まだ冬の気配) | 尾瀬保護財団
【5/17時点】
『雪解けは進んでいるものの、日陰や木道ではまだ残雪が凍りついており、足元がたいへん滑りやすくなっています。軽アイゼン・スノースパイクなどをご持参ください。』
(※トラベルロード注 除雪が完了する山開き前に入山される場合は特にご注意ください。)
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【5/10時点】
『2、3月の時期は雪が少なかったが、4月の降雪によりGW明けの5/10現在でも尾瀬沼周辺から尾瀬ヶ原一帯、残雪により木道も一部のみ露出という状況で大変滑りやすくなっています。滑り止め(軽アイゼン、スノースパイク等)をご持参ください。』
というお話でした。
2018年は異例の早さの開花でしたが、今年は例年並みかやや遅いくらいになりそうです。
とはいえ、今後の天候次第で開花が早まることも考えられます。
今後もこのページで続報をご案内してまいります。
なお当サイトからお申込みいただける尾瀬ツアーについても現地の残雪状況を鑑み、5/23(木)より催行開始となりました。
ご了承のほど、よろしくお願いいたします。