How to 富士登山
富士登山バスツアーでは、初心者の方も比較的気軽に富士登山を楽しんでもらおうと企画しております。吉田口(河口湖口)七~八合目と山頂付近、富士宮口八合目付近などでは少し急な岩場がありますが、
基本的に登山道は坂道や階段ですので、登山と言うよりもトレッキング感覚です。とはいえ、富士山を甘く見てはいけません。3,776mの高所の為、平地に比べると体力の消耗はかなり激しくなります。初めての方や高齢の方は無理のないペースを心がけて下さい。服装・携帯品なども事前にチェックが必要です。もちろん雨天時の装備なども、しっかりと準備しましょう。
事前に準備すべきもの
上着
早朝の山頂付近では真夏でも5℃前後の気温になります。気温の変化に応じて着脱しやすい上着を用意しましょう。マウンテンパーカーがオススメですよ。
帽子
晴れていると日差しがきつく紫外線も強くなります。頭部はもちろん、うなじ付近も防護できるつば付きのキャップ・ハットを用意しましょう。
ヘッドランプ
御来光えお目指す場合は夜の山道を登るため必須のアイテムとなります。手がふさがらないヘッドランプを用意しましょう。
フリース
七合目より上では登れば登るほど気温が下がっていきます。厳しい寒さの対策として軽くて持ち運びやすく保温性の高いフリースをインナーとしてご用意ください。
シャツ
夏場の天気の良い日は大量に汗をかくほど暑くなります。しかし標高が少し高くなるだけでも体感温度は大きく変化します。速乾性の高いTシャツ・長袖シャツを両方用意しましょう。
ザック
着替えや携帯品などをきちんと収納できる大きめのものを選びましょう。目安としては20~30リットルとなります。
ズボン
伸縮性のあるゆったりとした歩きやすいものにしましょう。長ズボンは必須アイテムです。ジーンズは不向きなので絶対にやめましょう!
登山靴
足首まで隠れるミドルカットやハイカットの登山靴を選びましょう。普通のスニーカーでは砂利が入りやすく足を痛める原因となります。
ソックス
靴ずれやマメの防止に厚めの靴下を用意しましょう。替えの靴下を一足以上用意して蒸れたときに履き替えましょう。
主要な富士登山口
【吉田ルート】
出発地:富士スバルライン五合目(標高2305m)
往復の距離:約15.1km
所要時間:登り:6時間 下り:3時間30分
難易度:★☆☆☆
混雑度:★★★★
登山道が整備されているので歩きやすく初心者向けのルートです。富士登山ルートで最も人気があるのが吉田ルートです。登山口になる富士スバルライン五合目は、食堂やおみやげ屋さん、登山用品店などもありにぎやかな観光地となっています。首都圏からのアクセスも便利で、登山ルートには山小屋が多くあり、救護所も3カ所あることから初心者は安心して登れるルートと言えます。
【富士宮ルート】
出発地:富士宮口五合目(標高2390m)
往復の距離:約8.5km
所要時間:登り:5時間30分 下り:4時間
難易度:★★☆☆
混雑度:★★★☆
吉田ルートの次に人気なのが富士宮ルートです。登山ルートの中で最も山頂までの距離が短いルートで、空気が澄んでいれば駿河湾を一望でき、登りの道と下りの道が同じなので道に迷う心配がありません。4つのルートの中では登山時間が短い分、斜面は急です。初心者向けですが、急斜面や岩場に気を付けましょう。
【須走ルート】
出発地:須走口五合目(標高1970m)
往復の距離:約13km
所要時間:登り:7時間 下り:3時間30分
難易度:★★☆☆
混雑度:★★☆☆
須走ルートは山頂への距離が2番目に短いルートです。登山者が比較的少なく、六~七合目付近までは高山植物を見ながらの登山を楽しめるのが特徴です。ルートのほぼどこからでもご来光を見ることができます。吉田ルートと合流する8合目までは比較的登山者も少なく、歩きやすい登山道となっています。静かな登山を楽しみたい方にはおすすめです。
【御殿場ルート】
出発地:御殿場口新五合目(標高1440m)
往復の距離:約17.5km
所要時間:登り:8時間 下り:4時間30分
難易度:★★★★
混雑度:★☆☆☆
他のルートの2倍ぐらいの長さがあり難易度も高いので、中上級者向けのルートです。富士登山ルートの中で最も距離が長く、他のルートと比べて登山者が少ないのが特徴です。その反面、体力が必要になるルートなので、上級者におすすめです。
関東発 富士登山 吉田ルート Aコース 〜午前発 2日間 登山ガイド同行〜(8合目以上山小屋おまかせ)
バスツアー
設定期間 |
2024/07/01 〜 2024/09/10 |
出発地 |
新宿・東京・北千住 他 |
交通機関 |
ツアーバス |
宿泊先 |
山小屋お任せ(八合目以上) |
備考 |
朝バスで出発し山小屋に1泊、翌朝山頂アタックするオーソドックスな2日間のツアーです。 |
関東発 富士登山 富士宮ルート Cコース 〜朝発 2日間 登山ガイド同行〜(池田館指定)
バスツアー
設定期間 |
2024/07/01 〜 2024/09/10 |
出発地 |
新宿、東京 |
交通機関 |
ツアーバス |
宿泊先 |
八合目 池田館 |
備考 |
朝バスで出発し山小屋に1泊、翌朝山頂アタックするオーソドックスな2日間のツアーです。 |
富士登山ワンポイントアドバイス
自分のペースで登る ~
急いだり、無理をするのは禁物です。体調に合わせ、適度に小休止をとりながら歩きましょう。体力のない方は、先導者のいるコースの場合、なるべくガイドさんの近くを歩くと良いでしょう。落石を引き起こす原因にもなり大変危険ですので、絶対にコース外を歩くのはやめましょう。
登山ガイドのご利用 ~
富士登山では添乗員やガイドが、ペース配分やさまざまな場面での安全面での判断など重要な役割を持っています。初心者の方には登山ガイド付や添乗員付コースが理想的。頂上までのペース配分や歩き方、天候悪化や高山病時の登山中止・継続の判断など、あなたのわからないことを的確に判断してくれます。お客様の安全面を第一にご案内いたしますので、ガイドの判断にはご理解とご協力をお願い致します。
山小屋での仮眠・休憩 ~
富士登山バスツアーのほとんどのコースでは、7合目~8合目の山小屋での仮眠・休憩があります。それぞれの特徴は、7合目は山頂までの距離は多く残りますが、比較的早く休憩がとれ、7合目辺りから高山病の症状が出始めることが多いことから、休息で症状を和らげます。
8合目での仮眠休憩は、山頂までの残りの距離が少なくなるので、登頂率が高くなります。
下山後のお風呂 ~
登山後の入浴は、富士登山の楽しみの一つです。何と言っても富士登山後のお風呂は最高!疲れた体を暖かいお風呂で癒せば満足感・爽快感で体中いっぱいになります。お風呂から富士山を眺められたら、あの高い富士山に登ったんだなぁと言う充実感でいっぱいになります。